2017年11月10日

ミシュラン報告 女将より



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今年も「ミシュランガイド京都・大阪2018」にて、嵐山本店に3つ、HANA吉兆に1つ、星を頂戴いたしました。ありがとうございます。今年の授賞式は、主人、徳岡に代わり、私、女将が壇上に上がらせていただきました。

ミシュランの星を頂くようになって9年、京都吉兆の食事を楽しみにわざわざ、そして海外からも来てくださるお客様も多く、新しい出会いが増えた気がします。

特に最近は、webやSNS(ミシュランも本だけでなく、専用サイトを作られたとか)を利用していろいろ調べて来られる方も多く、お料理やお部屋のリクエスト、食事制限など、以前よりお客様の要望も多岐にわたるようになってきているようにも思います。季節や予約状況により、対応できないこともありますが、さまざまなご要望にお応えすることは私どもの成長のきっかけと、お客様に楽しいお食事を喜んで頂けるよう、できる限りご用意させて頂いています。

最近では、和室で食事をする機会も少なくなり、外国の方においては、初体験ということもあります。季節で表情を変えるお庭、床の間やお部屋のしつらえ、料理だけでなく器も愛でる日本の食文化の素晴らしさを伝えていくことも、京都吉兆の大事なお仕事と改めて思っております。

また、伝統や習慣を守るだけでなく、私たちも変わりゆく環境に合わせることで、海外の方にも伝わるカタチで日本文化をご紹介することも心掛けています。

スタッフには、「お客様を、自分の両親や祖父母と思って、思いやりをもって接することが大切」といつも話をしています。“おもてなし”は、茶の湯から始まったとされ、古くから伝わる日本人の大切な人への心遣いや心配りのこと。こうした日本の大切な心も、これからもずっと伝え、生み出していきたいと思います。

意外かもしれませんが、京都吉兆は、厨房もサービスも若いスタッフが多いので、ミシュランの星を頂くことは、スタッフの大きな励みにもなっていると思います。

これも皆様のご愛顧のおかげと感謝し、スタッフ共々、これからも真摯にそして温かな接客を心がけて参ります。

今後とも、名古屋店、北海道洞爺湖ウィンザーホテル店なども合わせ、
京都吉兆をよろしくお願いいたします。


   
                                                   京都吉兆 女将




                            


posted by 徳岡邦夫 at 10:46| コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする