2010年10月30日

11月は大忙しです。。。

気付けばもう10月が終わり、もうすぐ11月が始まります。

来月は出張続きの1ヶ月です。

 

111日から、まずアメリカ サンフランシスコ ナパに向かいます。

アメリカの大学 The Culinary Institute of America(CIA) 主催のイベント「World of Flanor」に招聘され、参加致します。

私は114日〜6日に全部で7つのセッション等を担当します。

今回は日本よりアシスタントが同行できないため、私1人での挑戦です。

朝の早い時間から始まるものもあり、仕込み時間等を改めて練り直しています。

イベント終了後もせっかくの機会ですので、カリフォルニアのワイナリー等を巡る予定です。何か新たな出会いがあれば、と期待しています。

1110日に帰国します。(何事も起こらない事を祈って…)

 


そして次に待っているのは洞爺湖店でのミシェル・ブラスとのコラボフェアーです。

1112日に京都を出発します。

到着後すぐにお料理や器の最終打合せを行い、翌日からコラボフェアーが始まります。

 

2010年 ミシェル・ブラス来日記念特別フェア

フェア期間:1113日〜21

参考URLhttp://www.windsor-hotels.co.jp/toya/contents2/res_brasfair-kitcho2010.aspx

開催場所は日によって変わりますので、上記URLにてご確認下さい。

 

また、1119日〜21日の3日間は吉兆80周年記念茶事を開催致します。

弊社会長が亭主を務める予定です。

私はスケジュールの都合上、残念ながら20日までしか滞在できません…。

ご予約および詳細については洞爺湖店(0142-73-1156)までお問い合わせください。

posted by 徳岡邦夫 at 19:14| 洞爺湖店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月29日

シンガポールのお店に関して

最近、ほぼ毎月シンガポールへ出張しています。
私が個人的にプロデュースし出店しました"kunio tokuoka"のメニュー開発やメディア対応などにいつも追われています。
シンガポールの取材等は中々日本でご紹介できる機会に恵まれませんでしたが、今回嬉しい事に、シンガポールで取材を受けたラジオ内容をインターネットで拝聴して頂けるとの連絡を頂きました。
放送時間等は下記の通りです。

11月1日(月) 午前9時15分
(シンガポール時間 午前8時15分)
FM96.3のシンガポールでの徳岡シェフへのインタビュー

インターネットより視聴できます:http://radio.mediacorp.sg/RadioLive/xfm963.aspx

大変貴重な機会ですので、お時間のある方はぜひお聞きください!


シンガポールに旅行される機会のある方はぜひ“kunio tokuoka”にお立ち寄りください。
京都吉兆とはまた違った「徳岡邦夫」の料理をお楽しみ頂けますよ!

posted by 徳岡邦夫 at 14:59| メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

松花堂店 クリスマスコンサート

今日は京都府八幡市にある松花堂店へ会議のため行ってきました。
先日もこのブログにてご案内させて頂いた八幡市の地域活性化に関する会議です。

訪問の際、松花堂店にてクリスマスコンサートを開催する報告を受けました。
せっかくですのでより多くの方にご案内したく、ブログにて紹介させて頂く事にしました。
この機会にぜひ松花堂店にご来店下さい!



松花堂店では、今年もクリスマスコンサートを開催いたします。
今年は、毎年クリスマスコンサートを開催して下さっている「プリマヴェーラ室内合奏団」のコンサートに加え、女性シンガーのYOKOさんのコンサートとの2回開催です。

2010年12月11日(土)
 女性シンガーYOKOさん コンサート
2010年12月18日(土)
 プリマヴェーラ室内合奏団 コンサート

時間及びお料金は両日ともに下記の通りです。
17:30 特別懐石料理
19:30 コンサート
コンサート料金:10,000円
お問い合わせ先:075-971-3311(京都吉兆 松花堂店)

この日だけは、竹林をライトアップし、店内・店外ともにクリスマスを演出。
それをバックに演奏されるコンサートを間近でご覧いただけます。

また、お料理では地元八幡の冬野菜を使用。
お料理の献立もコンサートのための特別なものです。

お料理と、音楽で彩るクリスマスの一夜をお楽しみください。
ご予約はお早めに!!

yoko 12月コンサートプスターweb.jpg
posted by 徳岡邦夫 at 16:40| 松花堂店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

「ミシュランガイド京都・大阪・神戸2011」

今年もミシュランの☆を頂きました!

昨日、「ミシュランガイド京都・大阪・神戸2011」の掲載店発表会にて、今年も「京都吉兆嵐山本店」に三つ星、「HANA吉兆」に一つ星を頂きました。

昨年、ミシュランの星を頂いたことで、「京都吉兆」が、そして私自身が、日本だけでなく海外ではより以上、注目される存在になったことに驚か されました。
だからこそ今、昨年以上に料理人として、大きな責任と使命を感じています。

ミシュランの三つ星は、世界にわずか90店で、そのうちの12店が京都・大阪・神戸にあるそうです。
東京も合わせれば三つ星は20店を超えます。(23店舗?)

その星を支えているのが、日本の素晴らしい食材であり、それを作っているのが一次産業の方々なのです。

“日本には、世界に誇る食材がある”

日本文化や、世界に誇る日本食材のことも、ミシュランの星を頂いた日本の料理人として、しっかり世界にアピールすることを忘れてはいけないと思っていますし、心がけています。

世界にアピールすることによって、マーケットが広がり、結果、一次産業現場の豊さ《経済的だけではなく、自信とか信頼》に結び付けることが出来れば、本望です。

ミシュランの星獲得は、素直に嬉しく光栄なことですが、「京都吉兆」は、ミシュランの星を取るためにあるのではなく、日々訪れてくださる
一人一人のお客様に喜んで頂くためにあります。

これからも多くの方に喜んで頂けるよう、私をはじめスタッフ一同精進してまいりますので、今後とも「京都吉兆」をよろしくお願いいたしま
す。

            「京都吉兆」 徳岡邦夫
posted by 徳岡邦夫 at 12:12| コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月18日

新刊のご案内

新刊『京都吉兆 しごとの作法』を上梓しました。

 

今まで、料理関係の本は何冊か出してきたのですが、今回は京都吉兆が大事にしているおもてなしの心や、人材育成についてなど、我々が日々仕事で大事にしていることをまとめました。

私にとっても新たなチャレンジというべき本です。

 

京都吉兆の舞台裏を明かすというほどではないのですが、

「ああ、京都吉兆ではこんなふうに考えながら仕事をしているのか」

と思っていただき、我々のことを、そして料亭文化をより身近に感じてもらえると嬉しいです。

 

私が「やんちゃ」だった時代のことも書いているので少々恥ずかしいところもあるのですが(笑)
ぜひ多くの人に読んでいただきたいと思います。

 

アマゾンでご購入の際はこちらから。

http://www.amazon.co.jp/dp/4569791417/

『京都吉兆しごとの作法』カバー.jpg

posted by 徳岡邦夫 at 19:18| コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月13日

水に沈む木

水に沈む木があります。

それは「沈水香木」と呼ばれ、色は茶褐色から赤黒いもの、黄みを帯びて浅いもの、濃い黄土色、 尋常の木質色と樹脂色の斑模様などと、いろいろと種類があるらしいです。

水中で沈んでしまうほどの比重を持つことから「沈水」と称され、加熱することで不可思議な芳香を 醸し出すために「香木」と呼ばれてきたそうです。
 
今日では「沈香」として知られています。
東南アジアのかなり広い地域に分布するらしいですが、 他の地域には絶対に見当たらないと聞いています。

全く偶然の産物として自然条件が揃わないと生み出されないモノのようで、特に良質の木塊を手にすることは大変に難しいらしいです。 

古来、中国の歴史においても、主要産地であるベトナムの歴史においても、王侯貴族にのみ許された貴重品として認識されてきたようで
勿論、我が国においても、舶載されて来る限られた品を一つ一つ慈しむように評価し、家の宝として末代に伝えるまでの存在になったようです。

いわゆる御香、香木です。
さまざまな種類の香りがあり、見た目だけで判断すると間違いの元となります。  
手にとってその質感を感じる事によって、はじめてその木塊中に凝縮された天然樹脂の集中力を感じることができると専門家より聞いております。  

香りを聞いて楽しむ事と、視覚的に楽しむ事、味覚的に楽しむ事、その他の五感を使っての楽しみ方もそうですが、それらには共通点があるように思います。  
それは、 単一の感覚だけで認識しているのでないと言う事です。

つまり嗅覚だけで感じているのではなく視覚や触覚など複合的な情報の取り込み方を知らず知ら ずのうちに行っていると言う事だと思います。  

そして、今取り込んだ情報を、自分自身が今まで得た情報と比較し、もしくは他の人の情報と照らし合わせて共感する部分、もしくは違う部分を見つけ出し優劣を感じたり、共有感を持って安心した りして楽しんでいるように感じています。  

それらはどうやら、われわれ人間が生き続けようと感じる為に必要な行為なのではないでしょうか。  

特に協調して生きていこうとする人々には そういう事が必要なのかも知れません。
ですから身体能力が低く助け合って生きていく事を良しとしている日本では、こういう独特の文化が途絶えずはぐくまれ、受け継がれてきたのでしょう。

その様に考えられんないでしょうか?  

ただ時代は変わりつつあります。
香りを聞いて楽しむような文化は、このままでは本質の無い、ただのトレンドに形を変えてしまいそうです。

そして それらが本質の無 い物になってしまった瞬間、そういう文化的な価値観は、影も形も無くなってしまうかも知れませんね。
 
たぶん、文化的な行為と言う知識欲は、生き残る為に得る知恵(生存欲)とは違い、他の人との比較する事で生きる目的、或いは生きる喜びを感じ、 生きる事を意識せずその事に熱中する事が出来る事によって、その事の為に懸命になり、継続しようと思う為に食糧を取る方法を工夫し、食事 を取り、その食事の取り方にもこだわりを持ち、自分自身の存在価値を見出し、結果的に生きてい る喜びを味わっているという 良質な思考循環を行っているのでしょう。
 
最終的には生き続ける為の欲につながるとは思いますが、二次的な効力の為に直接生きる事と結びついている様に感じられていないのではないでしょうか。 

「アートは、生きる為に必要ない!」と認識されている方が殆どだと思います。

私は、アートは生きる為に必要だから形を変え、人間界に存在し続けているのだと考えています。
 
皆様はどのようにお考えですか?  

形を変えてまで 、受け継がれてきたのはなぜでしょうか ?

人間界に、 必要だったからではないでしょうか?  

必要とされない物は 自然に淘汰されていくと言う事ではないでしょうか?  

その反対も真なりで 、今存在する物は 今必要とされている物なのでしょう。
人間も一つの要素ですから 必要無ければ 消滅の道を歩むのでしょう。
大きな枠組みの中で 、人間は、その大きな枠組みに必要とされないで自らを崩壊していこうとしているのでしょうか? 

私は、今だからこそ、今の方々に伝わる方法で、今までの経験を活かし本質を探り出し、それを形にして 伝えていく必要があるように思えます。
特に今、世界で協調して生きていこうとする動きが少しでもある今こそ、人間が生き続ける為に必要な文化の本質を見極め 、わかりやすく伝える必要がある様に思います。  

その為には 体験してもらう事が必要ですよね 。

短絡的に考えると、簡単に、そしてお手軽に体験出来るようにしてしまう事が良策の様ですね。

ただ簡略化しすぎると 本質が なくなってしまいそうです。

バランス、タイミング、順番が 難しい様に感じます。
もっと難しいのは、 言葉や習慣などや価値観が違う事です。
その問題に対しては、伝えるというより それぞれの地域、世代、性別が違う事により、価値観が違う事自体を、まず知る事が、大事かもしれません。

それぞれがそれぞれの為に懸命に生きる事は素晴らしい事なのですが、楽しいゲームをしながらその違いが埋まったり、違いに付いて話し合えたり、徐々に皆で建設的な事が出来たり、互いの気持が伝わり合えれば素晴らしい未来になると考えています。

「聞香」というのは、その様なゲームに おもえます。
一歩一歩 私なりに トライしていきたいです。

皆さん 力を かしてください !!

posted by 徳岡邦夫 at 17:42| コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

茶事

茶事について考えてみました。


茶事という言葉は、古くは広く茶の湯全般を意味する言葉として、今日では 一般に、茶の湯において食事(懐石)を伴った正式な客のもてなし方を茶事と いっている様です。


亭主(ホスト)はこの一会の茶事を催すにあたって、数日前から茶室の内外をととのえ、茶事の主旨をあらわすべき道具(食器も含め)のとり合わせに心を配り、懐石料理の献立を吟味し、茶、花、菓子、御香を心配し、庭の打ち水に至るまで茶事に深く心を配り、実意をつくし客(ゲスト)をもてなす。

客はまた、亭主のこの心入れの、一つ一つをおろそかならざることを思い、実意をもって一服の茶を喫す る。


このような主客の心の交流こそが、そして、精神修行を志す事が、茶事の神髄であると思います。


その事は、利休の門人 山上宗二著「山上宗二記」の中、井伊大老の「茶湯一 会集」にも、数寄者として高名な出雲の松平不昧公の「茶礎」の中からも教えを乞う事が出来ます。

日ごろ稽古をされている方は、最終目的は茶事を行うことにあり、 茶の核心は、茶事の中に(具体的には茶事を行う亭主と客の心得の中に・・・)すべて包合されているといって良いのではないでしょうか。

太郎冠者と次郎冠者は、互いに相手の心をいたわりつつ、太郎冠者は次郎冠者を思いやり、次郎冠者はまた太郎冠者の心をおしはかり、互いに一座を建立しようとするその心情こそ、真の茶事の「核心」であると思います。

現代風には、「人と人のコミュニケーションが醸成する為のマニュアル」が作法とか、マナーなのだと表現したいです。

「作法とかマナー」は、自分自身を綺麗に見せたり自分自身を引き立てる為の物ではなく、よりスムーズにコミュニケーションを取り、その環境のバランスをよりよく保つ為に必要な物ではないでしょうか。


その事は、「茶の湯」にまったく興味の無い方の日常生活、もしくは環境の違う異国の方の生活も含め、人類が、そして生命体が生きて行く為の「核心」でも有ると感じています。

茶の湯は、 それがゆえに、つまり「生きていく為」に必要だったから「淘汰されずに 変化してきた」のだとも 考えています。

posted by 徳岡邦夫 at 13:15| コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

新企画

本日発売の『婦人画報11月号』にて、弊社松花堂店に関するツアーが掲載されています。
この企画は八幡市の活性化を目指し、八幡市様、松花堂美術館様、婦人画報様、JTB様、
弊社社員、さらには追手門学院の学生さんなど多くの方が集まり何度も会議を行いました。
プロの方のご意見はもちろん、若い方々のご意見を取り入れ、その結果、考案されたツアーです!!!
詳細は下記よりご確認下さい。


・婦人画報×JTB西日本 コラボレーション企画
お二人の紅葉絵巻『隠れ里もみじ旅』〜祇園ほりべ&ホテルグランヴィア京都〜
http://www.kyoto-okoshiyasu.com/play/PlanIntroduce06.aspx?supid=03K002&introid=00512

●婦人画報×JTB西日本 コラボレーション企画
お二人の紅葉絵巻『隠れ里もみじ旅』〜じき宮ざわ&京都ホテルオ−クラ〜
http://www.kyoto-okoshiyasu.com/play/PlanIntroduce06.aspx?supid=03K002&introid=00513 

既に予約でいっぱいの日も出ているそうですので、お申し込みはお早めに!!!

また現在JTB様より販売されています、
『エ−ス京都府関連バス事業 隠れたれ名所 南山城』
上記ツアーにも弊社松花堂店が含まれていますので、ご覧下さいませ。
http://www.kyoto-okoshiyasu.com/play/PlanIntroduce06.aspx?supid=03K002&introid=00505


今後、上記企画で留まらず、さらに新たな企画を生み出していきたいと思い…弊社松花堂店支配人の鈴木およびスタッフとJTBの方が計画を進めております。
今回参加して頂き、貴重なご意見を提案して頂いている学生さんと冬に新たなコラボ企画を計画中です…。
こちらもご期待下さい!!!



また、下記に弊社松花堂店ともご縁のある松花堂庭園等のブログのURLを
下記にご紹介させて頂きます。
ぜひお立ち寄りください。

松花堂昭乗研究所ブログ
http://ameblo.jp/syoujyouken

松花堂庭園・美術館ブログ
posted by 徳岡邦夫 at 17:59| 松花堂店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする